【女性専用ジムトレーナー監修】ボクシングジムでありがちなダイエット3つの間違い

ダイエットしたくてボクシングジムに通い始めたのに、

思うようにダイエットがうまくいかず悩んでいませんか?

 

この記事では、「ダイエットしたくてボクシングジムに通っているけど、

思うように体重が減っていかない。」という女性のために、

ボクシングジムで起こりがちなダイエットの間違いとともに

ダイエットを成功させるために必要な方法を解説していきます。

 

具体的には、以下の3つのダイエットの間違いが起こりがちです。

 

  • とにかく汗出し!サウナスーツ着込んでトレーニング
  • 実は食べないと痩せない!?「食べる量を減らせば痩せる」の間違い
  • ダイエットには非効率!?消費エネルギーの少ないボクシングトレーニング

 

また、この記事では、体重を落とすだけではなく、

「いかにして自分の理想の体型にするか」という女性のボディメイクの視点を持ちながら

解説していきます。

 

現在通っているボクシングジムでダイエットを成功させるマニュアルとして、ご活用ください。

 

とにかく汗出し!サウナスーツ着込んでトレーニング

 

ダイエットの際に、サウナスーツなどを着込んで厚着して、

とにかくたくさんの汗をかいて体重を落とすことは間違いです。

 

 

サウナスーツなどを着込んで厚着した状態でトレーニングを行うと、

大量の汗をかくことですぐに体重は減ります。

 

ですが、体内の水分量が減っているだけなので、水分を摂取すればすぐに体重は戻ります。

 

ボクサーが減量時にサウナスーツを着込んでトレーニングを行なっているのは

試合前に行われる計量リミットをクリアして試合に出るためであり、

一般の方のダイエットとは目的が違います。

 

いくら汗をかいても体脂肪が減っているわけではないので、

汗をかくこと=痩せることにはならないのです。

 

ダイエットを成功させるためには、

1日の消費カロリーが1日の摂取カロリーを上回ることが基本となります。

 

1日の摂取カロリー<1日の消費カロリー

 

を続けていくことで体脂肪が落ちていき、着実にダイエットが進んでいきます。

 

 

実は食べないと痩せない!?「我慢すれば痩せる」の間違い

 

ダイエットを成功させたいと思うと、

 

「とにかく食べる量を減らす」

「食べると太るので我慢する」

 

という方が多いと思いますが、ダイエットを成功させるためには間違いです。

 

ダイエットを成功させるためには、

食べる必要があります。

 

もちろん、好きなものを好きなだけ、欲望のまま飲み食いしていては

ダイエットは進んでいきませんが

 

ただ単純に「食べない」「我慢する」というのも、

好きなものを好きなだけ食べると同様にダイエットはうまくいきません。

 

むしろ、「我慢」することでストレスを多く抱え、

食欲が増すホルモンが多く分泌されることもある実験によっては実証されているので

リバウンドはもちろん、ダイエットの成功は遠のいてしまいます。

ストレスと食欲の関係性はこちらの記事をご覧ください。

 

ダイエットを成功させるためには、

ダイエットに必要な食事、そして栄養を摂る必要があります。

 

ダイエット時に1日の必要な3大栄養素(炭水化物、脂質、タンパク質)、

そしてカロリーを把握することが重要です。

 

ご自身の1日のカロリー摂取量目安の計算方法は、こちらの記事を参考にしてください。

 

 

ダイエットには非効率!?消費エネルギーの少ないボクシングトレーニング

 

ボクシングジムで行うトレーニングの中には、

ダイエットのために行うには非効率なトレーニングもあります。

 

例えば、ボクシングのトレーニングで有名な

「パンチングボール」というものがあります。

ボクシングの試合に向けて、反射神経や動体視力などを鍛えるトレーニングとしては有効ですが、

ダイエットのためのトレーニングとしては運動量が少なく、非効率となります。

 

また、ボクシングの基本的な構えも「ガードを高く上げる」ことを推奨するジムも多くありますが、

ボディメイクのためのボクシングとして考えた時には、ガードを高く上げることは

 

  • 肩まわりの筋肉の発達
  • 大筋群を使ったパンチの打ち方の阻害

 

といった原因にも繋がることもあるため、

特に女性のボディメイクのためのボクシングとして行う場合は注意が必要です。

どんな目的でボクシングを行うかを把握して、

ボクシングジムでのトレーニングメニューを組む必要があります。

 

特に身体にメリハリを持たせたい女性にボクシングジムでの

有効なメニューの組み方としてのポイントを2つご紹介します。

 

 

特に変えたい身体部位のウォーミングアップを入念に行う

 

メリハリをつけたい、ボリュームを付けたい部位のウォーミングアップを入念に行うことで、

その後のトレーニングの刺激が入りやすくなります。

 

例えば、お尻のボリュームアップを狙いたい女性はウォーミングアップに股関節を大きく

動かすようなウォーミングアップや、

 

低負荷のヒップアップトレーニングをウォーミングアップとして取り入れ、

臀筋群に刺激を入れることで

ミット打ちなどのボクシングトレーニング中に優先的に臀筋群を使い、効果的にボディメイクを

行うことができます。

 

ウォーミングアップに行う低負荷の臀筋群トレーニングは

下記の動画の内容を参考にしてください。

 

 

 

トレーナーにミット打ちを行ってもらう

 

ミット打ちはボディメイクの観点からもとても有効なトレーニングです。

 

 

思い切りミットにパンチを打ち込むことが爽快なだけではなく、

トレーナーがパンチを打ち込むペースも導いてくれるので、

気付けば思い切り運動量を稼げています。

 

ジムによってはお客さん同士でのミット打ちを中心とするジムもありますが、

できれば定期的にトレーナーにミットを持ってもらい、フォームチェックを行うことで

より大筋群を使ったパンチを習得し、ボクシングが楽しくんるだけではなく

効果的にダイエットを進めていくことができます。

 

まとめ

 

ボクシングはダイエットはもちろん、女性のボディメイクにも最適な運動です。

ですが、「女性」のダイエットやボディメイクを「ボクサー」の減量やトレーニングと考え、

行ってしまわないように注意する必要があります。

 

ここまで解説してきた記事の内容を参考に、

ボクシングを楽しみながら、ダイエットに取り組んでいきましょう。