なぜ、横浜に女性専用GOKIGENボクシングジムを立ち上げたのか?

こんにちは!最近、ベランダにハマっているGOKIGENボクシングジム会長清水です。

なんてことのない、特別広くもない、ただのベランダですが、朝は陽に浴びて、夜は静かに1杯やって、幸せです。

↑こちらは先日、ジムメンバーで日本酒マスターのさとみさんに頂いた日本酒。

徳利とお猪口も一緒にくださって、大切に使ってます。日本酒を美味しく頂くコツも教わり、美味しく癒されてます。ご馳走様です!

さて、本題ですが、今日はGOKIGENボクシングジムを立ち上げた理由についてお話ししたいと思います。眠れない退屈な夜にでも読んで頂けると嬉しいです。

(↑内装工事前のジムと僕。)

GOKIGENボクシングジムを立ち上げた理由を一言で言うと、「自分のため」です。さっそく、エゴ全開、カッコイイ壮大なビジョンでなくてすみません。(笑)「自分のため」をもう少し詳しくお話しすると、話しは10代の頃にさかのぼります。

幼稚園、小学校、中学校と不登校の期間があり、家に居る時間も長い、家でゲームしているのが好きな少年でした。いつも他人の目を気にして過ごしていて、外に出るとすごく疲れてました。そんな少年も、同級生のモテるバスケ部、野球部、サッカー部・・・いわゆる「クラスのイケてる奴ら」が羨ましく、軽く憎しみぐらいあったと思います。しかも、家が大好き、喘息&アトピー持ち、そして視力も悪くメガネをかけている、絶賛「貧弱モヤシ系男子」だった僕は、遊びで取っ組み合いをしても、歯が立たない。悔しい!そこで貧弱男子は本屋に行き始め、格闘技の本を見始めます。そこで初めて学んだのが「腕十字固め」。そう、まさかのボクシングではなく、関節技から入りました。さっそく取っ組み合いになった時に本気で試しましたが、今ひとつ。しかも、なんだかダサい。

ある日、昔からの唯一の親友が帰りに学校の玄関で「クラスのイケてる奴ら」にいじられているのを見ました。ものすごく怒りが湧いたけど、勇気がなくて、怖くて、声がかけられなかった。そんな自分が情けなくて、絶望して、うんざりしました。

そんなふうに自分に絶望している日々を過ごしてましたが、15歳で「自分を変えたい」という想いが抑え切れないほど湧いて出ました。原動力は「モテたい」という本能です!(モテるためならなんでもする、という気持ちでした。笑っちゃうような原動力だけど、本気で人生1発逆転を狙って、全てを懸ける覚悟でした。目は悪かったけど、メガネもこの時やめました。)

「自分を変えたい」と思い向かった先が、ボクシングジムでした。(とあるボクシングマンガを読んで、主人公が強くて、どんどんモテていく様を見たからです。THE・単純。)

そして始めたボクシング、「センスある!」と褒められ有頂天、どんどんのめり込み、半年後にはアマチュア大会でデビュー戦に望むことに。(「センスある!」と褒められたが、実は縄跳び10回も連続で跳べない運動音痴・・・。あまりに運動能力低くて勇気づけるために言ってくれた疑惑も浮上してます笑)

デビュー戦は1R、1分40秒でストップ負け。今までの人生で考えられないほど努力して、この結果。あっという間に試合が終わって、唖然。しかも、同じクラスの「可愛い!」女の子が見に来ててくれてて、愕然。だけど、脳内が少し「おめでたい」僕は、「これは、神様がくれたチャンスだ。ボクシングの神様が俺に試練をくれたんだ。きっとこっから負け無しでチャンピオンになって、死ぬほどモテる人生が待ってるんだ!」と自分を鼓舞して、また練習を再開。そしてまた次の試合、次の試合、次の試合・・・これでもかってほど負け続ける!全然勝てない!!!神様〜〜〜〜っ!!!

努力をすればするほど、技術、体力はどんどん向上し、練習ではどんどん強くなっていきましたが、試合になると勝てない。完全に「本番で弱いタイプ」でした。強くなって「イケてる奴」になれたと思っても肝心の試合で勝てない。「THE・イケてない奴」。

そこでまた僕が向かった先は、本屋。そこで出会った一冊の本が自分の実力を発揮するために役立つメンタルマネジメント「FLOW理論」。(詳細はまた改めて書きます。)

すっごく簡単に、省略して説明すると、「人間は機嫌が良いと全ての人間としての機能・パフォーマンスは上がるよね!いくら能力や体力があっても、不機嫌だと発揮されにくいから、自分の機嫌は自分で取ろうぜ!」って理論です。

この理論を元にメンタルトレーニングを始めて約半年後に、連勝を重ね、北海道チャンピオンになりました。周囲も驚いていました。今まで負けてばかりだった僕が、急に連勝、しかも決勝戦では「全国チャンピオン」になった経験のある選手が相手でした。

この経験と体感が、今の僕の大きな土台になっていて、「いつも機嫌良くいたい」と心から思っています。「機嫌良い」と良いことはたくさんありますが、なんてたって自分の発揮するパフォーマンスが上がり「結果が出る」のだから、機嫌良いことにこだわらないのは馬鹿じゃないか!とまで本気で思います。(もちろん、「機嫌良い」だけで全てうまくいくわけではない。)

じゃあ、できるだけいつも機嫌良くいるためにはどうするか?自分の機嫌を自分で取るスキルを高めていくためにはどうするか?一生懸命考えると、1つの答えがたどり着きました。

「自分の機嫌を大切にしている人と一緒に過ごそう!」

という答えです。なので、「GOKIGEN(ご機嫌)ボクシングジム」という名前を掲げ、「ご機嫌を大切にしている人の中で過ごしたい」という自分の望みを叶えています。(不機嫌な時はもちろんあって当たり前!「自分の機嫌を大切にしよう!」という意思が大切。)

省略した部分も多々ありますが、以上が僕がGOKIGENボクシングジムを立ち上げた理由の根幹です。

昼の部のみ募集中!

清水は1週間に1回ブログ更新します!(宣言)

本日もお読みくださりありがとうございました!