新型コロナウィルスの対応として急遽ジムを休館にした理由。

こんにちは!朝、まだ誰もいないGOKIGENボクシングジムで、玄関を開けっ放しで空気の入れ替えを行いながらこのブログを書いています、会長の清水です。キーボードを打つ手がみるみる冷えてきているので誤字脱字はお許しください。本日から15日まで新型コロナウィルスの対応として休館ということにしましたが、もちろんただ休むつもりはないので、もうすぐスタッフが集まってきます。何をやるかはお楽しみに(^_-)

さて、新型コロナウィルスに関してですが、恥ずかしながら私自身、先日まで完全に甘く見ていた一人です、ごめんなさい。自粛ムードが漂い、ディズニーランドの休業決定や、様々なイベントの中止や無観客開催、リモートワークや出勤時間の導入、それぞれの場所で様々な対応が起きる中、私たちのジムも使用器具のアルコール消毒、施設内の空気の入れ替え、うがい手洗いの徹底、そして営業時間の変更。多くのジムも行なっていることを徹底して行いながら、営業を続けようと考えていました。実際に、ジムにお越し下さるメンバーさんの人数も減ることもなく、むしろ多い日もあり、「自粛ムードだけど、ここ(GOKIGENボクシングジム)にくるのが唯一の楽しみだからよろしく!」とか「仕事もお休みなので、ジムにいっぱい来れるのが楽しみ!」とか、笑顔でメンバーさんから言われ、ますます「ジムは営業続けよう!」という気持ちは強くなっていましたし、新規体験トレーニングのご予約も次々に頂いていました。

その中で、私の頭の中に一気に「休館」の文字が現われたのは、3月2日(月)17時30分頃に発表された新型コロナウイルス対策の専門家会議の内容です。

こまめな情報収拾を行なっていますが、この新型コロナウイルスの緊急対策本部の専門家会議の内容は非常に納得いくもので、いくら対応を行なっても、営業を続けることのリスクが大きいと強く思いました。

もし営業を続けて、万が一ジムメンバーさんやスタッフに感染の症状があった時のリスクはもちろん、そのご家族やお知り合いの方に感染させてしまうリスクもあります。さらには、感染のキッカケが通勤の車内であったとしても、ジムに通っているとなれば、ジムが感染場所と指定されることは大いに予測できます。そうなれば、今後の営業中止にも関わってきてしまう可能性も出てきます。

他のジムの動向にも注目していましたが、中には「トレーニングをして免疫を上げよう!」「運動してコロナに勝とう!」という言葉をうたって、さらなる集客を募っているところもありますが、トレーニング直後は免疫力は落ちるので注意です。むしろ、トレーニング直後は風邪などを引きやすい状態であり、普段からトレーニングしている人は、免疫力が高い状態でいられる、というお話なので、決して「今日からジムに通って免疫力がすぐに上がって、コロナにも打ち勝てる!」とか都合の良い話しでは無いので、そういう謳い文句にはご注意下さい。(もし、コロナ対策に運動することが有効、感染率を引き下げることができます、的なエビデンスが発表されれば、私たちも即営業再開すると思います。)

ジムの営業を続けていれば、確かに喜んでお越し下さる方はいらっしゃることは目に浮かびます。ですが、ジムを慕ってくれる大切なメンバーさんを最大限に守ることもジムの責任であり、目先のジムの経営面を優先して考え、振り切って営業を続けることは無責任であると思い、休館することに決めました。

以前のブログにも書きましたが、休館中の月会費に関しましては日割り分を翌月分の月会費に充当させて頂き、なおかつメンバーさんには自宅トレーニングのサポートを順番に行なっていく予定ですので、どうぞ楽しみにお持ちください。

ご理解頂けると、泣いて喜びます。

本日もお読み下さりありがとうございました!